「はじめての外構工事をどこに依頼すればよいかわからない」

「業者が多すぎて、どのように選べばよいか迷ってしまう」

そのような悩みを抱えていませんか。長く住み続ける大切な家だからこそ、外構にはとことんこだわりたいという方も多いでしょう。

本記事では、外構工事を依頼できる業者の特徴や、失敗しない業者の探し方などを詳しく解説します。外構工事は理想の住まいづくりの最後の仕上げとなる大切なステップです。これから業者を探す際の参考にしてみてください。

外構工事を任せられる業者のタイプ

ここでは、外構工事を依頼できる業者として、以下の5つを紹介します。それぞれの特徴を押さえて、ニーズに合った業者を見つけましょう。

外構工事を専門業者に依頼するメリット・デメリット

外構工事を専門業者に依頼するメリット・デメリットには、以下の3つが挙げられます。

専門業者への依頼を考える際、参考にしてみてください。

工事費用を安価に抑えられる

外構工事を専門業者に直接依頼すると、工事費用を安価に抑えられます。なぜなら、仲介業者を介さないため、中間マージンが発生しないからです。

例えば、ハウスメーカーの場合、専門業者への外注手数料が上乗せされることで、同じ内容の工事でも費用が高くなってしまいます。

一方、専門業者に直接依頼すれば、手数料といった余分なコストを削減できます。さらに設計の自由度も高くなるため、限られた予算内でも、より納得のいく外構工事をしてもらえる可能性が高まるでしょう。

こだわりたい部分をわかってもらいやすい

専門業者は外構設計に特化しているため、最新のトレンドや技術に精通しています。そのため、依頼主のこだわりをより深く理解できるという強みがあります。

ハウスメーカーや工務店は住宅建築が専門のため、外構に関する最新の知識が不足しているかもしれません。また、外構業者と直接コミュニケーションを取れないため、希望が正確に伝わりにくいときもあるでしょう。

業者を選ぶのに手間がかかる

専門業者を決めるまでには、手間と時間がかかります。外構工事は家づくりの終盤におこなわれることが多いため、疲れてしまったり、負担に感じたりする方がいるかもしれません。

比較サイトやマッチングサイトを利用すれば、複数の業者から効率的に見積もりを取得できますが、なかには実力に乏しい業者も紛れているので注意が必要です。

業者を選ぶ際は、価格だけでなく、実績や評判、提案内容の質などを多角的な視点で慎重に検討しましょう。手間はかかりますが、結果的には納得いく業者に出会えるはずです。

外構工事業者を選ぶ際に失敗しないための6つのポイント

外構工事業者を見つける際には、以下の6つのポイントを押さえておくと良いでしょう。

外構工事を探すときは、これらを参考にニーズに合った業者を探しましょう。

1.複数の業者を比較する

複数の業者を比較してみましょう。異なる提案を見ることで、自分の理想的な外構がより明確になり、工事代金の相場もわかります。探し方の具体例として、以下の方法が挙げられます。

• 自身で気になる業者を検索する
• ハウスメーカーや工務店、ホームセンター経由で紹介してもらう
• 最近家を建てた知り合いに話を聞く
• 一括見積もりサイトを利用する

自身に合った方法で、各社の強みや特徴、価格設定の違いなどを詳しく見定めましょう。

2.実績が豊富な業者を選ぶ

実績が豊富であるかどうかを確認しましょう。豊富な事例を見ることで、デザインセンスや技術力、細部へのこだわりを確認でき、その業者の実力を知ることができます。

さらに、数多くの施工実績は、多くの顧客からの信頼と支持を得ていることの証でもあるといえるでしょう。

3.コストだけにこだわらない

外構工事業者を選ぶ際は、低コストにとらわれすぎないことが大切です。極端に安い場合はなにか理由が隠れているかもしれません。

例えば、品質が悪かったり、必要な工程を省略されたり、追加工事が発生するなどのリスクが挙げられます。一時的に安く依頼できたとしても、メンテナンスや早期の修繕が必要となっては意味がありません。

初期投資を惜しんで後悔しないためには、コストと品質のバランスを慎重に見極め、判断することが大切です。

4.保証やアフターサービスの内容を確認する

保証やアフターサービスの内容を確認しましょう。保証サービスは、施工品質に対する自信の表れでもあります。これらが充実していれば、工事が完了したあとも、安心して日々の生活を送ることができるはずです。

補償内容には例えば、工事完了後の一定期間であれば無償で修繕をおこなう、といったようなものがあります。見積もりの際は、ぜひ一緒に確認してみましょう。

5.イメージに合った施工例がある業者を選ぶ

すでに理想の外構がイメージできているのであれば、それに合った施工例を持つ業者を選ぶことが重要です。なぜなら、外構業者にはそれぞれ得意分野があるからです。

例えば、緑豊かでナチュラルな外構を望んでいるのにも関わらず、コンクリートを多用した都会的なデザインが得意な業者に依頼すると、理想がうまく伝わらず、完成後に後悔してしまうかもしれません。

依頼主の理想のイメージとマッチする業者であれば、コミュニケーションもスムーズになり、満足度の高い工事が期待できるでしょう。

6.予算を大まかに決めておく

外構工事を依頼する際は、あらかじめ予算をざっくりと決めておきましょう。予算が決まっていれば、業者はその範囲内で最適な提案をおこなうことができます。良心的な業者であれば、限られた予算内での資材選びや工事手法を提案してくれるでしょう。

また、予算を事前に伝えることで、不要な提案を避けられます。理想と現実のバランスが取れた、満足度の高い外構が実現できるでしょう。

注意が必要な外構工事業者の見分ける4つのポイント

外構工事業者を選ぶ際に気を付けるべきポイントとして、以下の4つがあります。

よりよい業者と出会うために、ぜひ参考にしてみてください。

1.打ち合わせが進まないのに、急に値引き提案をする

外構工事業者を選ぶ際、打ち合わせが十分に進んでいないのに簡単に値引きに応じる業者には注意が必要です。

通常、見積もりは詳細な根拠に基づいて作成されるため、その場で即座に値引きに応じることは稀です。見積もりが適切に作られている場合、簡単に値引きに応じることは難しいのが一般的です。

簡単に値引きに応じる業者は、はじめから根拠のない高めの見積もりを出している可能性があります。もしくは、値引きに応じるために品質を落とすリスクがあるかもしれません。

2.一括で前払いを要求する

一括前払いを要求される業者は避けたほうが賢明です。

一般的に、外構工事の支払いは複数回に分けておこなわれます。例えば、工事開始前に契約金として一部を支払い、工事の進捗に応じて中間金を支払い、最終的に完成後に残金を支払う、といった具合です。

一括前払いを求める業者には、工事が中断したり、品質が低下したりするリスクがあると考えておいたほうがよいでしょう。

3.他社の図面やプランを見たがる

他社の図面を頻繁に確認したがる業者には注意が必要です。優秀な業者は、自社のデザインや提案に自信を持っているものです。他社の図面を参考にするということは、その業者の創造力や技術力が不足している証拠かもしれません。

さらに注意しなければならないのは、他社のデザインを流用しつつ価格を下げて提案をしてくるケースです。他社の図面を模倣することはルール違反のため、安さに惹かれて依頼してしまうと、あとでトラブルにつながるリスクがあります。

4.現地調査なしで見積もりを出す

外構工事業者を選ぶ際、現地調査をしないまま見積もりをする業者には注意しましょう。寸法が明記された図面でおおよその見積もりが可能とはいえ、正確な見積もりを出すためには、現地調査は必須だからです。

現地調査では、土地の傾斜や土質、排水状況など、図面だけでは把握できない情報を収集します。現地調査なしで進めた場合、追加費用で予算をオーバーしたり、予期せぬ問題に直面して大幅に工期が延びてしまうかもしれません。

まとめ

外構工事を任せられる業者には、ハウスメーカーや工務店、造園業者などがあります。なかでもおすすめなのは、高品質な施工とコストパフォーマンスの高さが特徴の専門業者です。

依頼するときは、複数の業者に見積もりを依頼しましょう。簡単に値下げ要求に応じたり、現地調査をしないまま契約させようとしてくる業者は避けたほうが無難です。イメージに沿う理想の施工例がある業者や、実績の多い業者を探すことが、成功のカギとなります。

はじめての外構工事を控え不安な方は、メモリアにご相談ください。静岡の外構専門メモリアは、豊富な経験と信頼性にくわえ、専門業者ならではの柔軟な対応が可能です。大手ハウスメーカーの下請けとして長年の実績を持つメモリアで、理想の外構を手に入れましょう。