外構工事費の節約方法4選!安くてもおしゃれに見えるポイントも解説

2024.08.13

「外構工事を節約することってできるの?」

「安くてもおしゃれにする方法を知りたい」

このように、外構費について悩んでいませんか?家の建物の部分に思ったよりも費用がかかり、予算がオーバーして、外構に資金が回らない方をよく耳にします。

ポイントを押さえることで、節約してもおしゃれで納得のいく外構は、実現できます。本記事では、外構の節約方法を解説します。具体的な節約方法は以下のとおりです。

  • 外構業者に依頼する
  • 工事を部分的にはじめる
  • デザインや素材を考える
  • DIYをおこなう

さらに、おしゃれで安くする方法や注意点も紹介します。費用を節約して、理想の外構を手に入れていきましょう。

外構費用を節約する方法4選

外構業者に依頼する

新築で家を建てられた方の中には、ハウスメーカーに依頼される方もいるでしょう。しかし、ハウスメーカーは本来住宅の専門であって、外構工事は別の業者へ依頼することがほとんどです。

ハウスメーカーが間に入ることで手数料が発生します。一般的にかかる手数料は10〜20%(高い場合30%)です。

費用を節約するために、外構工事を専門業者へ依頼しましょう。外構業者はハウスメーカーと違い、直接やりとりを行います。そのため外構業者に依頼すると手数料の発生がなく、工事費用を安くできます。

工事を部分的にはじめる

外構工事は部分的にはじめていきましょう。

一度に最初から全部外構工事を終わらせようとすると、高額な費用がかかってしまいます。生活するうえで最低限必要な場所から始めることをおすすめします。

たとえば、玄関やアプローチ、駐車場や門柱など、無いと不便を感じる箇所から工事をおこなうのがおすすめです。

デザインや素材を考える

費用を抑えるために、シンプルなデザインや素材を使いすぎないようにします。デザインや素材にこだわりを持ちすぎると費用が上がります。門や塀を無くしてオープンな外構にしたり、表札とポストを一体型にしたりすれば、おしゃれを保ちつつ費用を抑えられるでしょう。

さらに素材でもコンクリートの面積を減らしたり、砂利や植栽をうまく取り入れられれば、外構費を安くできます。まずは、デザインや素材の価格を調べてから外構プランを考えていきます。

DIYをおこなう

自分でできる範囲でDIYを行いましょう。DIYをおこなえば工事費用は一切かからず、必要なのは材料費だけで済みます。特に植栽や花壇などは自分でおこなっても費用や時間、労力もかかりません。比較的簡単におしゃれな庭にできるためおすすめです。

一方、カーポートなどの最初の施工が大事な箇所はDIYが難しく、失敗してしまうと補修作業や費用がかさむケースもあります。

次の章では外構費を節約しつつ、おしゃれに見せるポイントを解説していきます。

外構費を節約してもおしゃれに見せるポイント7つ

オープン外構にする

費用を抑えておしゃれに見せるために、オープン外構が流行っています。外構スタイルのパターンは以下の3通りあります。

外構スタイル 特徴
オープン外構 家を囲むものが無い
費用が安い
クローズド外構 家の周りに柵や、塀がある
費用が高い
セミクローズド外構 適度に家が囲まれている
費用はオープンとクローズドの中間

クローズド外構は、プライバシーの確保や子どもやペットを安心して遊ばせられる反面、素材の量が多い分、作業量が増え工事費用も高くなります。

オープン外構では、クローズド外構よりも30〜50%費用を安くできます。建物が丸見えでプライベートが無いように感じますが、予算の目処がたつまではアプローチを工夫したり植栽を使用すれば解決できるでしょう。

シンプルな外構にする

外構費をおさえるためには、全体をシンプルな外構にします。そのためには優先順位を最初からつけておくことが大切です。一般的に優先度の高い設備と優先度の低い設備は以下のとおりです。

  • 優先度が高い:駐車場、門、隣地との境界
  • 優先度が低い:庭、芝、庭木

優先度が高い順番から手をつけることで、費用を的確に割りふりができ、結果費用をおさえることができます。費用を安くするためにも優先順位を理解したうえで、シンプルな外構にしていきましょう。

外構にメリハリをつける

こだわりたいポイントには予算や時間を集中していきましょう。たとえば、カーポートやコンクリートの価格、エクステリア商品の費用などは、どこの外構業者に依頼しても、同じ商品であればほとんど差はありません。

予算をかけていきたい場所には適度に予算をかけ、必要のない部分には予算をかけないなどのメリハリも必要です。

アプローチに砂利を使う

砂利はアプローチの選択肢の中でも安い商品です。効果的に砂利を使うことでおしゃれな外構を実現できます。たとえば、飛び石で歩く道を作りそのまわりに砂利を敷くのがおすすめです。アプローチに砂利を使うと見栄えがよく、費用を安く抑えられます。

駐車場はタイヤの部分だけコンクリートにする

駐車場でタイヤが通る部分だけは、コンクリートを使用しましょう。コンクリートは非常に頑丈で、雑草なども生えることがなく、メンテナンスがほとんどかからないからです。

しかし、コンクリートは他の素材に比べると高額です。安価な砂利の選択肢もありますが、耐久性やメンテナンスを考えるとコンクリートの方が優秀だと言えます。砂利を選んだ際のデメリットは以下のとおりです。

  • タイヤの汚れが道路に流れる
  • 砂利が飛び出る
  • 砂利を定期的に追加する
  • タイヤがパンクする可能性もある

そのため、駐車場など出入りが多いタイヤの部分だけでも、コンクリートの使用をおすすめします。

庭の植栽はDIYを取り入れる

庭の植栽にDIYを取り入れていきましょう。庭の植栽は外構業者でなくても作業できる場所が多く、DIYを比較的手軽に始められるからです。ホームセンターや道の駅に行くと、芝や樹木を手頃な価格で販売しています。たとえば、小さな木であれば費用をおさえられ、木の成長を楽しむこともできます。

外構はこだわればこだわるほど費用がかかるため、庭の植栽など始めやすい場所は積極的にDIYしておしゃれを楽しみましょう。

門を機能門柱にする

門を機能門柱にします。機能門柱とは、表札やポスト、インターホンなどの機能が一体型になった製品です。

表札やポストは外構の中でも、優先度が高い大事な部分です。それぞれ独立した商品を購入すると費用が多くなってしまいます。

そのため一体型の機能門柱であれば、費用をおさえつつおしゃれな外構が作れるでしょう。

外構費用を節約する際の3つの注意点

価格だけで外構業者を選ばない

価格が安いという理由だけで、外構業者を選ばないようにしましょう。安さだけで選んでしまうと、理想の外構とかけ離れてしまう可能性があるからです。価格の安さだけを売りにしている業者の特徴は以下のとおりです。

  • 手抜き工事
  • 見積もりに虚偽がある
  • 商品のグレードを落としている

安さだけで選んで失敗しないように注意しましょう。

外構工事を急ぎすぎない

外構工事は急ぎすぎないことが大切です。急いで工事をすると、スピードだけに目がいきがちになり、満足のいく外構にならない可能性があります。

住宅は長い期間住むことがほとんどです。直近の数週間から数ヶ月急いだところで、長い目で見たら変わらないことの方が多いでしょう。外構はじっくり考え、工事を急ぎすぎないようにします。

安全面やプライバシーには気を付ける

外構工事をおこなううえで、安全面やプライバシーには気を付けます。車が頻繁に行き交う道路や、見通しが悪い住宅街では、子どもやペットの急な飛び出しが心配されます。外構で未然に事故を防ぐための、アプローチや門などがあれば、安全性が高いです。

また、囲いやフェンス、植栽があれば道路からの視界を遮りプライバシーを守れます。とくに安全面とプライバシーには気をつけて納得のいく外構を手に入れましょう。

外構費を節約して理想の庭を手に入れよう

本記事では、外構の節約方法について解説しました。節約方法は以下の4つです。

外構の節約方法
  • 外構業者に依頼する
  • 工事を部分的にはじめる
  • デザインや素材を考える
  • DIYをおこなう

おしゃれに見せるポイントは以下の7つです。

おしゃれに見せるポイント
  • オープン外構にする
  • シンプルな外構にする
  • 外構にメリハリをつける
  • アプローチに砂利を使う
  • 駐車場はタイヤの部分だけコンクリートにする
  • 庭の植栽はDIYを取り入れる
  • 門を機能門柱にする

おしゃれで快適な住みやすい、理想の外構を手に入れていきましょう。

大手ハウスメーカーの下請けで長年実績がある外構業者のメモリアでは、おしゃれでコストを抑えた最適なプランをお客様に提供できます。無料でご相談・お見積りを承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。