外構予算がない時でも最低限必要な項目3選!お金をかけずに安く抑える方法も解説
「外構費にかける予算がない!」
「予算がオーバーしている」
「外構を安く済ませる方法ってあるの?」
このようなお悩みを抱えていませんか。思ったよりも建物に予算がかかってしまい、外構にまわすお金がない方もいるでしょう。
しかし、外構対策を行わないと、さまざまなデメリットも発生します。外構をほったらかしにした場合、以下のことが考えられます。
- 見栄えが悪くなる
- メンテナンスが大変になる
- プライバシーが保てない
- 安全面に問題がある
- 近隣トラブルのもとに
本記事では、最低限必要な外構対策や、工事費用を安く抑えるためのポイントを解説していきます。最後まで読んで参考にしてみてください。
最低限やっておきたい外構項目3選
最低限やっておきたい外構の項目は以下の3つです。
- 門まわり
- アプローチ
- 雑草対策
さっそく見ていきましょう。
1.門まわり
門まわりは、道路に面しており帰宅時や来客時に最も最初に目にとまる場所のことです。主に以下の3つがあります。
- 表札
- ポスト
- インターフォン
これらが無いと、郵便物や荷物を受け取れません。そのため、予算がない場合でも門まわりの外構は、他の外構よりも第一に取り組みましょう。
機能門柱(ファンクションユニット)という一体型の商品だと、設置費用と商品代金でおよそ10万円から30万円程度で設置できます。
2.アプローチ
アプローチは道路から玄関までの部分をさします。実はアプローチは住宅ではなく外構工事の領域なのです。
舗装しないと地面が土のままのため、家の中に泥や汚れを持ち込みやすくなります。雨が降った場合だと、さらに汚れがひどくなるでしょう。道路からもよく見える部分なので、家全体の見た目も悪くなってしまうため、アプローチの工事は早めに行います。
工事費用は使う床材にもよりますが、およそ20万円から50万円程度です。(※約10㎡分)
3.雑草対策
雑草は繁殖力が非常に強いため、何もしないで放置すると、新築のお庭でも1年以内に雑草が生い茂ってしまいます。雑草対策としては以下の方法があります。
- 防草シートの設置
- 砂利敷き
- 人工芝
- コンクリート舗装
コストを抑えるために、できる範囲で自分で施工することも検討してみると良いでしょう。
工事費用の目安は、およそ約5万円から35万円(税込)となります。(※約10㎡分)
お金をかけずに外構を安く抑える方法6選
お金をかけずに費用を安くする方法は以下のとおりです。
- 1.シンプルな外構
- 2.DIY
- 3.メンテナンスコストと耐久性を考慮
- 4.素材を厳選
- 5.最低限の外構工事に絞る
- 6.専門業者に依頼
それぞれ6つ詳しく解説していきます。
1.シンプルな外構
外構費用を抑えるには、無駄を省いたシンプルなデザインが最適です。こだわりすぎると予算が膨らむ原因になるからです。たとえば、駐車スペースをオープンにして門や塀を省略したり、表札とポスト一体型の機能門柱にすると、材料費を削減できます。
初めは最低限のデザインにし、将来的にリフォームを行うことで、コストを段階的に調整することも可能です。
2.DIY
DIYで一部の外構を自分で施工することで、コスト削減が期待できます。たとえば、植栽、花壇、芝生、砂利敷きなどはDIY向きです。
ただし、技術が必要な作業は専門業者に依頼するのが無難です。DIYはコストを抑えられますが、時間と労力がかかるため、しっかりと計画を立てて取り組みましょう。
3.メンテナンスコストと耐久性を考慮
初期費用を抑えるために耐久性の低い素材や工法を選ぶと、長期的に見て修繕費用がかさむリスクがあります。駐車場は砂利敷きよりもコンクリートの方が耐久性が高く、フェンスは据え置き型より基礎工事型が長持ちします。
長期的な維持コストを考慮し、適切な素材と工法を選ぶことが重要です。
4.素材を厳選
素材を複数選ばずに厳選して、コストを抑えていきましょう。タイルや木材、コンクリートなどの素材を多用すると、予算が膨らむ原因になるからです。
工事を依頼する場合だと、それぞれに専門職人が必要となり、さらに工事費が上がります。必要な素材に絞り込むことで、無駄なコストを削減できます。
5.最低限の外構工事に絞る
外構工事を必要最低限にすることで、コストを大幅に削減できます。まずは、門まわりやアプローチ、雑草対策など、生活に不可欠な部分だけを施工しましょう。
他の箇所は後から検討することも可能なため、優先順位をつけて工事を進めましょう。
6.専門業者に依頼
外構をハウスメーカーに依頼すると、提携業者に外注されるため中間マージンが発生し、費用が割高になることがあります。外構専門業者に直接依頼することで、中間コストを省き、30〜50万円の節約が可能です。工事は専門業者に依頼してコストを抑えていきましょう。
ハウスメーカーと外構業者の違いについて詳しく知りたい方は、関連記事「新築の外構工事はハウスメーカーと専門業者どちらに依頼するべきなのか?」で解説しているので参考にしてください。
外構をほったらかしにすることで起こるデメリット5つ
外構をほったらかしにすると起こるデメリットは以下のとおりです。
- 見栄えが悪くなる
- メンテナンスが大変になる
- プライバシーが保てない
- 安全面に問題がある
- 近隣トラブルのもとに
5つを詳しく見ていきましょう。
1.見栄えが悪くなる
どんなに素晴らしい建物でも、周りの敷地部分が何も整備されていなければ外観が損なわれてしまいます。
外構やエクステリアは、家全体の印象を左右する重要な要素です。この部分の手入れがされていないと、家そのものの美しさが半減し、敷地全体のグレードが下がります。
外構を整備することで、訪問者や通行人に与える印象だけでなく、住む人自身にも心地よさや満足感をもたらしてくれるでしょう。
2.メンテナンスが大変になる
外構工事をしないと多くの場合、敷地部分は土のままなので汚れやすくなります。晴れている日はまだいいのですが、雨が降ってしまうと地面がぬかり泥まみれになってしまいます。結果、玄関や外壁、窓ガラスに汚れがつき掃除が大変です。さらには、土の駐車場はタイヤの汚れで周辺の道路を汚してしまう恐れもあります。
メンテナンスの手間を省くためにも、外構対策は行いましょう。
3.プライバシーが保てない
外構工事を行わないと、プライバシーが守りにくくなります。通常、外構工事では目隠しのために塀やフェンスを設置しますが、それがないと家の中が周囲から丸見えになります。たとえば、昼間にカーテンや窓を開ける際、通行人や隣人の視線が気になり、常に周囲に気を配る生活を強いられるでしょう。
ストレス無く過ごすためにも外構対策を行うことをおすすめします。
4.安全面に問題がある
外構工事で囲いや門を設置していないと、不特定多数の人が簡単に敷地内に侵入できてしまいます。防犯面で大きな不安を抱えることになるでしょう。さらに、庭で遊ぶ子供やペットがそのまま道路に飛び出してしまう可能性が高まり、安全面でも問題が生じます。
家族や財産を守るためには、最低限の外構工事が必要です。
5.近隣トラブルのもとに
外構工事を行わないことで、近隣住民とのトラブルが発生する可能性も高まります。土のままの地面が乾燥していると、風で土ぼこりが舞い、近隣の洗濯物や窓を開けた室内に入り込むことがあります。また、雑草が生い茂ったり、水たまりができてしまうと、蚊の発生源になり、近隣に迷惑をかけることも少なくありません。
トラブルを避けるためにも外構の手入れは行いましょう。
費用を抑えておしゃれで素敵な外構作りを!
本記事では予算がない場合の外構作りのポイントを解説しました。最低限やった方がいい場所は以下の3つです。
- 門まわり
- アプローチ
- 雑草対策
お金をかけずに外構を安く抑える方法は以下の6つです。
- シンプルな外構
- DIY
- メンテナンスコストと耐久性を考慮
- 素材を厳選
- 最低限の外構工事に絞る
- 専門業者に依頼
外構をほったらかしにするデメリットは以下の5つです。
- 見栄えが悪くなる
- メンテナンスが大変になる
- プライバシーが保てない
- 安全面に問題がある
- 近隣トラブルのもとに
以上を参考に素敵なおしゃれな外構を作っていきましょう。
ちなみに、外構専門業者のメモリアでは、ハウスメーカーと違い手数料が発生しないため、外構工事を安く抑えることが可能です。さらに、見積は無料なので、ぜひお問い合わせください。