ロックガーデンで後悔しないおしゃれな庭の作り方!おすすめの植物や石も紹介
「庭をもっとおしゃれにしたいけど、手入れが大変そう」
そんな悩みを抱えていませんか?ロックガーデンは、ロックガーデンは、石と植物をうまく組み合わせて作る美しい庭のスタイルです。費用や手間がほとんどかからず、初心者でも挑戦しやすいのでおすすめです。
この記事では、ロックガーデンの魅力について、選ぶべき植物や石の特性、作り方をわかりやすくご紹介します。ロックガーデンを取り入れて、おしゃれで理想の庭づくりを始めましょう。
ロックガーデンは石と植物でできた庭のこと
ロックガーデンは、石と植物を使った独特な庭のスタイルです。石の硬質な印象と植物のやわらかさが融合し、全体がナチュラルな雰囲気に仕上がります。このスタイルには、次のような魅力があります。
- お手入れが楽:乾燥に強い植物を使うので、水やりや草むしりが最小限
- デザインが自由自在:和風から洋風まで、さまざまなスタイルに合わせてアレンジ可能
- 小さなスペースでも可:広い庭がなくても、ベランダや玄関先で手軽に始められる
ロックガーデンは、選ぶ石や植物によって印象が大きく変わります。
ロックガーデンにおすすめの植物
ロックガーデンにおすすめの植物と特徴は以下の表のとおりです。
植物の名前 | 特徴と育て方のポイント |
ドラセナ | ・尖った葉が特徴で、リゾート感を演出するのにぴったり ・斑入りの品種は寒さに弱いため冬場は保護が必要 |
ユッカ | ・スッと伸びた葉が力強い印象を与え、庭のアクセントになる ・暑さや寒さ、さらに日陰にも対応できる丈夫な植物で初心者でも育てやすい |
アロエ | ・ぷっくりとした多肉質の葉が特徴で、日当たりが良い場所を好む ・耐寒性は品種ごとに異なるため、地植えか鉢植えか選ぶ際に注意が必要 |
サボテン | ・和洋問わず合わせやすく、トゲがユニークで個性を出したい庭におすすめ ・寒さに弱いので鉢植えで管理し、冬場は室内に入れると良い |
ヤシ | ・シンボルツリーとして人気で、カナリーヤシやココスヤシは寒さに強い ・特にココスヤシはサイズが小さめで、一般的な住宅の庭にも適しており、異国風のデザインに向いている |
スイートアリッサム | ・白やピンクの小花を咲かせ、甘い香りが魅力 ・乾燥に強いが高温多湿や寒冷地では弱いため、鉢植えや寄せ植えでの管理が良い |
セダム | ・星形の葉が集まった姿が特徴の多肉植物で、和風・洋風どちらにも合う ・種類が豊富で、それぞれ耐寒性や耐陰性が異なるため、地域に合ったものを選ぶことが重要 |
ローズマリー | ・濃い緑の葉と爽やかな香りが特徴で、料理やアロマにも使える ・暑さや乾燥に強く、初心者でも育てやすい万能なハーブ |
レモンバーム | ・優しいレモンの香りを持つハーブで、日陰でも元気に育つ ・木陰や岩場でも問題なく成長するため、庭の隅を活用するのに良い |
ウスユキソウ | ・白い毛のような葉が特徴で、寒冷地に適した多年草 ・高温多湿を避けて育て、夕方以降の水やりで快適な環境を保つと良い |
ロックガーデンにおすすめの石
ロックガーデンでは石選びが重要です。選ぶ石によって庭の雰囲気やテーマが大きく変わります。ここでは、白系・黒系・その他のカラーごとにおすすめの石を紹介します。それぞれの種類と特徴をまとめた表は以下のとおりです。
白系の石
石の種類 | 特徴 |
ホワイトロック | ・洋風におすすめ ・太陽光を反射し、明るく清潔感のある庭に仕上がる ・緑の植物やカラフルな花と調和 |
白砕石 | ・天然石灰岩を砕いたもので、明るいグレーの色合いが特徴 ・和風・洋風どちらにも使える万能な石 |
琉球石灰岩 | ・沖縄産の多孔質な石 ・保湿性や通気性に優れ、南国風の庭や暖かい雰囲気のデザインに合う |
黒系の石
石の種類 | 特徴 |
富士山溶岩石 | ・火山の噴火で形成された溶岩石で、多孔質のため保水性が高い ・植物を植えるための空間を簡単に作ることができ、自然な景観に適している |
ブラックロック | ・シックな色合いで和モダンな庭に合う ・水に濡れると輝きを増し、異なる表情を楽しめる |
富士黒石 | ・富士山の土石流で生まれた石 ・荒々しい質感が特徴で、重厚感のある和風庭園を作りたい場合におすすめ |
その他のカラーの石
石の種類 | 特徴 |
ブルーブラック石 | ・装飾用として人気があり、庭のアクセントとして活用できる ・落ち着きのあるグレーや黒の植物と合わせるとスタイリッシュな印象になる |
クラッシュピンク | ・明るいピンク色の砕石で、庭を華やかに演出 ・ヤシやユッカと組み合わせればリゾート感あふれるデザインになる |
クォーツロック | ・琥珀色が特徴的で植物の緑を引き立てる ・上品で優しい雰囲気を作りたいときによい |
ロックガーデンの作り方5ステップ
魅力的なロックガーデンを作るためには、以下の5つのステップを順を追って進めることが重要です。
- 場所を決める
- 土を整える
- 石を選び並べる
- 植物を選んで植える
- 定期的なメンテナンスを行う
順番に見ていきましょう。
1. 場所を決める
ロックガーデンは日当たりの良い場所が適しています。南向きや東向きの庭が理想ですが、日陰でも育つ植物を選べば問題ありません。場所は急な斜面は避け、30度以下の傾斜が管理しやすくおすすめです。
2. 土を整える
植物の根が湿気で傷まないよう、水はけの良い土が必要です。培養土に軽石や砂を混ぜて通気性を向上させましょう。土を盛り上げて地形に高低差を作ると、立体感が増して見栄えが良くなります。乾燥に強い植物は高い部分、水分を好む植物は低い部分に配置するとバランスが取れます。
3. 石を選び並べる
形やサイズが異なる石を選ぶことで、自然な景観を演出できます。大きな石は下に、小さな石は上に置くと安定感が出ます。土の中に一部を埋め込むことで、より自然な見た目に仕上がるのでおすすめです。
4. 植物を選んで植える
ロックガーデンには乾燥に強い多肉植物や高山植物、ハーブなどが適しています。日当たりや土壌条件に合った種類を選びましょう。植え方は、石と石の間に植物を植え、根が十分伸びるスペースを確保します。植えた後は土をしっかり詰めて、植物がぐらつかないように固定します。
5. 定期的なメンテナンスを行う
乾燥に強い植物が多いため、水やりは必要最低限で済みます。植物ごとの適切な頻度で管理してください。手入れを簡単にするため、石や砂利を敷くことで、日光を遮り雑草の発生を抑えられます。防草シートを活用するのも効果的です。
これらのステップを踏めば、ロックガーデンを簡単に作ることができます。自分の好みに合った石や植物を選び、楽しみながら庭づくりを進めていきましょう。
もし、DIYでロックガーデンを作るのが不安な方は、外構業者メモリアへご相談ください。プロの視点でおしゃれな庭づくりをご提案できます。失敗や後悔したくない方はお問い合わせください。
まとめ
ロックガーデンは、石と植物を使って庭を飾るスタイルで、シンプルでありながら機能的な空間を作り上げます。自分の好きなデザインを取り入れやすく、広さや環境に合わせて柔軟にアレンジできるのが特徴です。ロックガーデンの作り方のステップは以下のとおりです。
- 場所を決める
- 土壌を整える
- 石を選び並べる
- 植物を選んで植える
- 定期的なメンテナンスを行う
ロックガーデンは、庭全体を大きく変えるだけでなく、部分的な装飾としても活用できます。
もし、ロックガーデンの庭づくりに挑戦してみたいけど、失敗や後悔したくない方は、メモリアへご相談ください。ハウスメーカーで長年下請けとして外構工事を請け負っていたメモリアでは、おしゃれなロックガーデンのさまざまなプランをご提供できます。