土間モルタル仕上げの魅力を紹介!コンクリートとの違いやメリットデメリットも解説

2024.12.15

「土間モルタルってコンクリートと何が違うの?」

「土間モルタルのメリットやデメリットを知りたい」

このように土間モルタル仕上げについて、気になる方も多いのではないでしょうか。土間モルタル仕上げは、庭や玄関まわりをスタイリッシュに整える人気の方法です。

本記事では、土間モルタル仕上げの基本情報から、施工のメリットとデメリット、さらに費用やメンテナンスのコツまで詳しく解説します。初めての方でも安心して取り入れられるよう、DIYと業者依頼のポイントも紹介します。

土間モルタル仕上げを取り入れておしゃれで機能的な外構を目指していきましょう。

土間モルタル仕上げとコンクリート仕上げとの違い

土間モルタル仕上げは、砂やセメント、水を混ぜた材料で施工される仕上げ方法です。表面を滑らかに整えられるので、シンプルでスタイリッシュな見た目が特徴です。そのため、玄関アプローチやガレージの床など、さまざまな外構の場所で活用されています。

土間モルタル仕上げとコンクリート仕上げは似ていますが、以下の表のような違いがあります。

土間モルタル コンクリート
・砂の割合が多く、表面が滑らかに仕上がるのが特徴。
・コンクリートよりデザインの自由度が高く、細かな模様や色を取り入れることが可能。
・仕上げは砂利を含むため、より頑丈で厚みのある仕上がりになる。
・広い面積を効率的に施工できるため、コスト面で土間モルタルより優れる場合もある。

2つの種類の違いを理解しておきましょう。

土間モルタル仕上げの3つのメリット

土間モルタル仕上げのメリットは以下の3つです。

  • デザイン性の高さ
  • 優れた耐久性と防水性
  • コストパフォーマンスの良さ

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.デザイン性の高さ

土間モルタルは、シンプルかつ洗練された仕上がりが魅力です。滑らかな表面はモダンな外観を引き立て、カラーや模様を自由にアレンジすることもできます。

例えば、シックなグレーや自然石風の模様を取り入れれば、おしゃれな玄関アプローチや庭空間を演出できます。

他の素材と組み合わせやすい点も魅力です。ウッドデッキやタイルと調和させれば、統一感のある外構が完成します。デザイン性を重視する方には特におすすめの仕上げ方法です。

2.優れた耐久性と防水性

土間モルタルは適切に施工されれば非常に頑丈で、長期間の使用が可能です。雨風や紫外線に強く、外構に求められる防水性能も備えています。

また、表面をシーラーで仕上げることで、さらに耐久性を高めることができます。丈夫でありながら美しい仕上がりを実現できる点が、多くの方に選ばれる理由の1つです。

3.コストパフォーマンスの良さ

土間モルタル仕上げは、デザイン性と耐久性などを兼ね備えているにもかかわらず、比較的コストを抑えられる点がメリットです。広い面積を一度に施工できるため、住宅の外構全体を整える際にも費用対効果が高いです。

また、施工に必要な材料がシンプルであるため、DIYに挑戦する場合もコストを抑えられます。メンテナンスを行えば、長く利用できるため、トータルのコスト削減にもつながります。

土間モルタル仕上げの3つのデメリット

土間モルタル仕上げのデメリットは以下の3つです。

  • ひび割れのリスク
  • 施工の難易度
  • 汚れや劣化の可能性

それぞれ見ていきましょう。

1.ひび割れのリスク

土間モルタル仕上げは、施工後にひび割れが発生する可能性があります。理由はモルタルが乾燥する際に収縮するためです。特に広い面積に施工する場合、適切な伸縮目地を入れないと、時間の経過とともにひび割れが目立つこともあります。

しかし、施工中にあらかじめ伸縮目地を入れたり、表面を補強するシーラーを使用したりすることで、ひび割れのリスクを軽減できます。ひび割れを完全に防ぐのは難しいですが、正しい施工手順で対応することで、見た目や機能性を保つことが可能です。

2.施工の難易度

土間モルタル仕上げは、美しく仕上げるために一定の技術が必要です。表面を均一に滑らかにする作業や、乾燥時間の管理には経験が求められるからです。初心者がDIYで挑戦すると、表面が凸凹になったり、乾燥が不均一でひび割れが生じたりする可能性があります。コストはかかりますが業者に依頼することで、これらのリスクを抑えた高品質な仕上がりを得られます。

3.汚れや劣化の可能性

土間モルタルは表面が滑らかな反面、汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。油汚れや土汚れが付着すると、定期的な掃除が必要になる場合があります。また、長期間使用することで、表面の色褪せや細かな劣化が進むこともあります。

ただし、防汚性を高めるためにシーラーを使用したり、定期的にメンテナンスを行ったりすることで、見た目や耐久性を維持できます。施工後のケアが重要なポイントです。

土間モルタル仕上げの施工方法

施工方法には以下の2つがあります。

  • DIYで施工する場合
  • 業者に依頼する場合

2つのケースをそれぞれ見ていきましょう。

DIYで施工する場合

DIYで施工する場合の手順は以下の通りです。

1.準備 必要な道具:モルタル、セメントミキサー、コテ、スコップなど。
下地を掃除し整地した後、型枠を設置する。
2.モルタルの作成 砂とセメントを混ぜ、水を加えて適切な硬さにする。
3.モルタルの塗布 型枠内に均等に流し込み、コテで平滑に仕上げる。
4.乾燥と仕上げ 数日間乾燥させ、必要に応じて保護用シーラーを塗布する。

手間と時間がかかるため、DIY初心者の方には難しいかもしれません。

業者に依頼する場合

業者に依頼する場合の流れは以下の通りです。

1.業者選び 実績や口コミを参考に信頼できる業者を選びます。
2.見積もり依頼 複数の業者に見積もりを依頼し、費用や工期を比較します。
3.施工 プロに任せることで、均一で美しい仕上がりが期待できます。

業者に依頼すると費用はかかりますが、キレイに仕上がります。

土間モルタル仕上げにかかる費用

費用の目安

土間モルタル仕上げの費用は、施工する面積やデザインによって異なります。1平方メートルあたりの一般的な目安は以下の通りです。

  • DIY:1平方メートルあたり約1,000~3,000円(材料費のみ)
  • 業者依頼:1平方メートルあたり約5,000~10,000円(施工費込み)

業者に依頼する場合の施工費用も加算されるため、費用が高くなる傾向にあります。しかし、広い面積を施工する場合は、1平方メートルあたりの単価が割安になる場合もあります。事前に見積もりを取って比較することで、コストを抑えた施工計画が立てていきましょう。

費用を抑えるポイント

土間モルタル仕上げの費用を抑えるために、以下のポイントを抑えていきましょう。

  • デザインをシンプルにする
  • 下地作りや養生など一部の作業を自分で行う
  • 業者に依頼する際は複数見積もりをとる

適切な計画と準備を行うことで、満足度の高い仕上がりを手頃な価格で実現できます。

まとめ

土間モルタル仕上げは、シンプルでモダンなデザイン性と優れた耐久性を兼ね備えた外構仕上げの方法です。その一方で、ひび割れのリスクや汚れの目立ちやすさといった課題もあります。しかし、適切な施工方法と定期的なメンテナンスを行うことで、美しい外観を長期間維持できます。

土間モルタル仕上げのメリットは以下の3つです。

  • デザイン性の高さ
  • 優れた耐久性と防水性
  • コストパフォーマンスの良さ

自分に合った方法で土間モルタル仕上げを取り入れ、おしゃれで機能的な外構を実現しましょう。もし、土間モルタル仕上げを外構業者に依頼するのであれば、メモリアへご相談ください。ハウスメーカーの下請けで長年実績のある外構業者メモリアでは、納得のいく土間モルタル仕上げを実現できます。お見積もりは無料なのでぜひ1度お問い合わせください。